江津市に 9月4日 避難勧告がだされました。
台風17号は4日未明、鹿児島県指宿市付近に上陸した後、
午前9時に四国付近で温帯低気圧に変化。
温帯低気圧から湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、
近畿や中四国で近畿や中四国で激しい雨が降り続いています。
4日午前には1時間あたりの降水量が、
▽高知県仁淀川町96ミリ
▽愛媛県四国中央市95ミリ
ーーなど、両県の6カ所で観測史上最大を記録。
気象庁は、5日にかけて
近畿や中四国で非常に激しい雨が降るとみており、
河川の増水や土砂災害への警戒を呼びかけています。
大雨の影響で、島根県江津市は4日、
江津市桜江町全域の1289世帯2935人に
避難勧告。
うち桜江町市山地区の145世帯、308人を
避難指示に切り替えました。
鳥取市でも、市内を流れる塩見川が氾濫したため、
190世帯600人に避難勧告。
愛媛県新居浜市や高知県仁淀川町でも一部地域に避難勧告し、
兵庫県佐用町も町内全域に避難準備情報を発令しました。
JR西日本によると、大阪駅から鳥取方面に向かう特急「はまかぜ」が
上下線ともほぼ全区間で終日運転をやめたほか、
JR福知山線や予讃線の一部などで運転を見合わせています。